お正月、成人式、新年会となにかと着物を着る機会の多い時期です。大切な絹のお召し物にシミが付いたら大変です。


◎内股歩きが泥ハネを防ぐ

日本の伝統的な所作は優美であるだけではなく、無駄がなく、不快感を与えない動きや物やきものを傷めない知恵などが凝縮された洗練された人の動きを伝えるものです。着物を着た時の歩き方は、内股で姿勢よくとあります。これは裾の泥ハネを防ぐことにもつながります。外股で歩くと着崩れやすく、泥ハネも背中に集中することになります。

◎絹繊維は微細な構造でシミが落ちにくい

絹繊維は1000分の15ミリほどの大変細い繊維ですが、それがまたより細いミクロフィブリルという繊維で構成されています。このような繊維にシミが付くと、その色素を除去することはとても困難な作業になります。